だから白い靴って僕にとって思い出深い季語だったんです。 結局当日にどたばたと考えて投句してしまって、今になって後悔しています。 さて、次の兼題は「夏越え」だ! 白靴の句 <天・地の句> 白靴や割りて南国なる果実 福花 なるほど白靴や葬儀屋主人戻リをり 深見けん二 白靴を履けばおのづとものをいふ 加藤秋邨 白靴を炭鉱の街にも穿きし 山口青邨 白靴を穿きかなかなに衝たれゐる 渡邊白泉 白靴を穿くためらひの今もあり 能村登四郎 白靴を踏まれしほどの一些事か 安住敦今日の一句 5月24日(月) 季語「白靴しろぐつ」/三夏 「車くるま椅子いすは置いてく」のだから、車椅子以外の何かは持っていくのだなと分かる。そして出てくるのが「白靴しろぐつと杖つえ」。涼しげなお洒落しゃれを本意とする「白靴」は夏の季語だ。

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